それまでに見た映画とか
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2003年1月
1月7日Harry Potter and The Chamber of Secrets
 昨年末にビデオで第一作を見て、その記憶も鮮明なうちに二作目を見た。特撮やCGを駆使した映像とその迫力には圧倒された。また登場人物がBritishアクセントで喋ってるから聞き取りやすくていいね。ここに出てくるハグリッドがパパイヤ鈴木にとても似てると思ったので、試しに検索してみた(笑)。三作目への伏線も張られてるらしいが、その辺はちょっとわからなかった。原作が子ども向けの話なので、作品の組み立て自体は非常に分かり易かったが、次回作が楽しみである。
1月11日ミナミの帝王 スペシャル劇場版
 冒頭がいきなりアメリカ風の場面から始まるから、間違って借りてきたかと思った(笑)。今回は萬田の手下(?)役に大森嘉之が出てるが、この人出川哲朗っぽいな、顔が(笑)。比較的初期の作品らしく、竹内力が若い。またアクションも荒々しく、最近の作品では殆ど見せない笑顔も見せてる。おまけに車がメルセデスではなく、ジャグワーだ。後半の作品から見始めたので、かなり新鮮な印象を受けた。しかも最後は悪人がちゃんと警察に捕まるところで終わってるのも、また新鮮。1995年の作品ということは、関西空港が開業したばかりで、最初と最後に関空が大きくフィーチャーされてるところが、関空フリークなわしにはうれしかったな(笑)。しかし、エンディングで名前が出てた、円広志がどこに出てたのか気づかへんかったな(^_^;)。
1月12日ミナミの帝王 劇場版 Part XVI〜借金セミナー
 昨日見た作品から五年後。竹内力がずいぶん太く感じられた(^_^;)。内容は旅館経営者を霊感商法で騙した僧侶に、萬田が戦いを挑むモノ。とても分かり易く罠にはまっていくのが何とも滑稽。ほとんどコメディーにも見えるのだが、実際に追いつめられてそうなっていく人間がいるわけだから恐いね。
1月14日マルサの女
 これもある意味「取り立て物」の映画だが、スパイ映画のような感じで楽しく見られた。難しい心理描写とか、音声効果とか、血で文字を書く意味とか、そんなややこしいことは考えずに見ても素直に面白いと感じられたから、良かったんじゃないかな。それにしても、肩掛けタイプの巨大な携帯電話がすごかったな(^_^;)。しばらく伊丹十三の作品を見続けてみたい。
1月16日ミナミの帝王 特別編
 銀次郎の舎弟が柳沢慎吾というのがとっても新鮮。名刺詐欺に始まって、地方都市の選挙に絡んでいく銀次郎のやり口は見事。しかし95年の作品で、竹内力の演技が若いのがなんとも・・・。あと、後半の作品にあるような「勧善懲悪」的な感じが残らなくて、なんか釈然としない終わり方だったように感じた。
1月18日マルサの女2
 昭和63年の作品。時はバブル絶頂期で、地上げ屋が暗躍していた頃。「東京を世界の中心にするためにも、地上げが必要なんだ。そうでなければどこにオフィスビルを造れるんだ!?」とかいう台詞なんて、時代を感じさせるね。今やオフィスにも空きが出てるわけだし(苦笑)。前作よりもスリルがあって良かったね。
1月19日ミナミの帝王 嘆きのニューハーフ
 冒頭で出てきた、ロサンゼルス支社に栄転となる、優秀な商社マンが北野誠だったのが大笑い(爆)。しかも、
「あんたがロサンゼルスへ行ったところで、どうせ半年で送り返されるわ」
なんて言われてるところがまた笑える(笑)。ホンモノのニューハーフが出てて、その踊りがきれいだったが、そんな中に梅子の踊りが見られた。静まりかえった客席と、時々混じる咳の音だけが妙に静かで、次の瞬間クビを言い渡されてしまうわけだが、試しに調べてみたらこの人、本当にそんな踊りをするんやね(笑)。
 そういや、この回で初めて宇野ポテトがそのままの名前で出てた。今まで方言指導とちょい役で出ていたらしいが全然分からなかったので、初めて顔を見たのは結構感動だった(笑)。
ミナミの帝王 劇場版 Part III
 騙される学生役が辻本茂雄ってのがまた笑える。途中から見覚えあるシーンが続くと思ったら、どうやら昔テレビで見たことがあるエピソードらしい。やはり初期の作品らしく、銀次郎がかなりアクティブ。脅し文句もチンピラっぽい。騙す方も騙される方も非常にわかりやすくて、なんかB級映画な雰囲気(笑)。やはり近年の作品みたいに、普段無口でいざという時、静かに脅す方が好きだな。ストーリーは面白かったけど。
1月20日ミナミの帝王 劇場版 Part IV
 オープニングで万馬券当てて「やった〜!」と飛び跳ねながら歩いてるMr.オクレがそのまんまで激しく笑った(笑)。それにしても髪が濃かったな、ほんの8年前なのに(笑)。で、昨日見たPart IIIと似たような雰囲気だったけど、最後の方で繰り広げられる追い込みの痛快さ、それも法律に裏打ちされたきっちりした追い込みが見てて気持ちよかった。今回の被害者、水島が見覚えのある顔だと思っていたら、西川弘志 (西川きよしの息子) やった。やっぱ似てるな。
 今回のエンディングは「欲望の街」のインストバージョン。なんかスーパーとかで流れてるインスト版歌謡曲みたいで、少しがっかり。やはり竹内力のドスが利いた歌声で聞きたいな(笑)。
1月22日ミナミの帝王 消えない傷跡
 ミナミの有名料亭の華板だった男が、その料亭の二代目社長の罠に落ちて手を怪我させられ、借金まで背負わされる。今時珍しい古風な雰囲気の人情話で泣かせる。しかも板前が復讐に燃えるところなんて、手に汗握って応援してしまう。レーザーカラオケのBGVに出てきそうな場面が満載だったけど、これがまたよかった(笑)。ついでにいうと、銀次郎の事務所に置いてあったコンピューターはPowerMacintosh 7200 (多分)。しかもノート型はPowerBook 3400。1998年の作品なので、当時の最新機種だったわけだ。いいなぁ〜(笑)。
1月23日プリズンホテル
 浅田次郎の大作。「鉄道員(ぽっぽや)」よりも好きなんだが、片や日本中の話題をさらった大ヒット映画なのに、片やVシネマ扱い・・・。うーむ(^へ^;。もっとも内容が内容なだけに仕方ないのかな(苦笑)。とはいへ、原作のイメージぴったりな映画で良かった。ホテルの雰囲気から登場人物のイメージまで、安岡力也が大曽根組組長で、原作とはちょっと違った雰囲気な以外、ほぼそのままで安心して見ていられた。
1月25日スーパーの女
 宮本信子と津川雅彦の組み合わせ。宮本演じる井上花子のキャラクターがまたいいね。嘘とごまかしとでやってきて、従業員の間でも不満が噴き出していたスーパーが、変わっていく様がとても面白い。去年、食肉の偽装事件が続いた後なだけに、こんなスーパーが実在したら毎日でも買い物に行きたいと思えた。あとお客役の柴田理恵や田嶋陽子がオタバリアンな雰囲気でぴったり(笑)。あと出てきたコンピューターは皆Macだったね。LC575 (か520)、Classic (IIかも?)、LC 630のとりあえず三台確認。すばらしい(笑)
1月26日ミナミの帝王 劇場版 Part V
 競売屋と対決する銀次郎の話。またオカマが騙されて、騙したヤツを銀次郎が追い込んでいくのだが、その後ろには暴力団とつるんだ競売屋が居たのだった・・・。競売屋役に川谷拓三。この人、どん兵衛のCM以外では見たことなかったのだが、数年前亡くなったときに、「悪役として有名」という話を読んで驚いた。いざその役を見てみると、あの笑顔が逆に迫力を醸し出し、下手な強面よりも悪人っぽく映る。惜しい人を亡くしたものだ・・・。また、オカマを騙して、結局本人も無一文になった男は沖田浩之。彼は自殺だったが、わかりやすい演技だっただけになんとも残念だった。
 ところでこのビデオの最初に「欲望の街」CDリリースのCMが入っていた。ところが、エンディングは、またインストヴァージョン。たぶん、次回作からヴォーカル入りになるんだろうな。ちょっと期待。
岸和田少年愚連隊
 ナイナイの二人が主演なのはわかったけど、原作読まずに見たから、何が言いたいのか全然判らへんかった。ひたすら暴力シーンが印象に残っただけ。やっぱ、最初に原作は読んどくべきか? ちりばめられた分かりやすいギャグとかは笑えたけど、見終わってみたら、なんか消化不良を起こしたような感じ。おかげで眠れずに、こうして日記を書いている(苦笑)
1月27日大夜逃 夜逃げ屋本舗3
 その昔通い詰めていた献血ルームで、このシリーズの1と2を見た。これが結構面白かったのだが、今回TSUTAYAにこれの3があるのに気づいたので借りてきた。前作とは異なり、20人もの大量な夜逃げはスリル満点。考えてみたら、このシリーズを見たことがきっかけで、ミナミの帝王を見るようになったんだよな。どっちも民法の知識を楯に悪役を追い込んでいく所が爽快。
免許がない!
 舘ひろし主演のコメディー映画。有名俳優の立場を隠して合宿免許に潜り込んだ主役の南。クセのある教官たちとのやりとりに、免許を取らせるために奔走するスタッフ達がコミカルで面白かった。こういう肩の力を抜いて見られる映画もいいね。

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